JIU POLICY

3つのポリシー

教育方針・教育目標

日本国際学園大学は、解なき問いを思考する主体的で対話的な深い学びの場を提供します。日本語と国際共通語の英語双方で学生の思考を鍛え、豊かな人間力と、高いコンピテンシーを磨き、グローバルでかつローカルな視点を持ったビジネスエリートを育てます。

Ⅰ.ディプロマ・ポリシー(学位授与・卒業認定の方針)

A.学位授与の方針

 日本国際学園大学では、21世紀に生きるために必要なコンピテンシー(優れた成果を創出する個人の能力や行動特性)を基礎に、幅広い知識や専門的な学識と技能を有し、創造的に主体的に問題を解決する能力、社会(国際社会・地域社会)の一員として貢献する能力、多様な他者と協働できるコミュニケーション能力を身につけ、学修成果をあげた者に学士(経営情報)の学位を授与します。
 21世紀を生きるために必要なコンピテンシーとは、言語、数字、ICTなどの道具を介して世界と対話し、自分とは異なる他者とコミュニケーションをとり、関わり合いながら、自分の意思や生き方を主体的に決定して実践する能力です。身につける能力を以下のとおり示します。

  1. 創造的に主体的に問題を解決する能力
    解なき問いに主体的に取り組み、幅広い知識や技能を活用して問題を解決するとともに、新たに「もの」や「こと」などを創りだす能力を身につけています。
  2. 専門的な学識と技能
    それぞれの分野に応じた学識を持ち、それを活かすための技能を身につけています。
  3. 自分とは異なる他者とコミュニケーションできる能力
    複雑な国際社会・地域社会に生きる市民として、多様な背景を持つ他者の考えや立場を理解し、場面に応じた適切な対話と読解を通して意思疎通と協働を可能にする能力を身につけています。

B.卒業認定の方針

日本国際学園大学では、次の2つの要件を満たしている学生について卒業を認めます。

  1. 学部に4年以上在学し、各履修モデルが定める科目を含む各科目区分ごとの所定単位数を修得し、総単位数124単位以上を修得していること
  2. 学部に在学中の累計GPAが1.5以上あること

Ⅱ.カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

A.教育課程編成方針

教育課程編成方針を以下のとおり示します。

  1. ディプロマ・ポリシー(学位授与方針・卒業要件)に掲げた能力を身に付けさせるため、現代ビジネスモデル、日本文化・ビジネスモデル、国際教養モデル、英語コミュニケーションモデル、国際エアラインモデル、国際ホテルモデル、AI・情報モデル、コンテンツデザインモデル、公務員モデルの9履修モデルにおいて、それぞれの体系的な学修が最適な教育モデルとなるように教育課程を編成します。
  2. 学生は1年次秋学期から希望する履修モデルに所属し、必要かつ最適な体系化された教育課程を学びます。
  3. それぞれの履修モデルでの体系的な学びを実現するために、科目ナンバリングにより履修を管理しています。

B.教育課程実施方針

日本国際学園大学では、ディプロマ・ポリシーに示した能力を修得するために、各学年にわたりPBL(Project-Based Learning)などのアクティブラーニングの手法を積極的に取り入れ、学生の主体的な学び、論理的思考力、応用力を育てます。

各学年の教育課程実施方針を以下のとおり示します。

  1. 1年次春学期には、大学での教育を受けるための基礎となる語学力(英語・日本語)や技術(基礎的なICT活用能力)を身につけると、同時に、将来選択を希望する履修モデルでの基礎的な知識や社会人基礎力・アカデミックスキルを身につけるための基礎知識や教養を学びます。
     1年次秋学期からは、学生の関心や希望する進路に応じて9履修モデルを選択します。ただし、選択した履修モデルは2年次以降の春、秋学期当初に変更することができます。
     留学生は、入学時より必ず「日本文化・ビジネスモデル」に所属し、履修モデルを変更することはできません。
  2. 2年次からは、それぞれの履修モデルが目指す多様な学問的課題・社会的課題を自分自身で考える力を身につけるため、履修モデルごとに最適化したカリキュラムに従い専門科目を広く体系的に学びます。柔軟かつクリエイティブな発想で課題解決ができる力を身につけるため、選択した履修モデルの指定する授業科目以外でも幅広く履修することができます。
  3. 3年次からは、卒業後の進路を意識し21世紀を生きるために必要な深い教養、ビジネスマインドやマネジメント能力、作品を制作するための技術などを履修モデルで示すカリキュラムツリーにより専門科目をより深く体系的に学びます。
     専門演習ゼミでは、ディスカッション能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力及びチームワークなどといった、プロフェッショナル(職業人)としての問題解決能力を身につけます。
  4. 4年次では、専門演習ゼミを通じて、さらに専門的な学識と技能を深めることにより、主体的・創造的な問題解決への取り組み方や、多様な背景を持つ他者とのコミュニケーション能力を身につけます。
     希望する学生者は、卒業研究に取り組むことができ、指導教員の下で専門の内容に沿ったデータ収集・分析、作品制作、プログラム開発を行い、これらに論理的な考察を加えることによって卒業論文を完成させることで、創造的な思考力、問題解決力を身につけます。

    それぞれの履修モデルでは、体系的な履修を促すためにカリキュラムツリーを作成し、基礎的知識から高度な専門的知識までを的確に身に付けることを目指します。

C.学修内容

ディプロマ・ポリシーに示した能力を修得するために、履修モデルごとに最適に体系的に編成されたカリキュラムから、学生自身の目標に添った内容を学修します。

D.学修方法

ディプロマ・ポリシーに示した能力を修得するために、次のような学修方法を実施します。

  1. PBLなどのアクティブラーニングを使い、学生の主体的な学び、論理的思考力、応用力を育てます。
  2. カリキュラムツリーを参考にした履修計画を立て、多様なメディアを高度に利用した対面授業やハイフレックス授業、オンライン授業により、幅広い知識を効率よく学修します。
  3. 幅広い知識と専門的学識を体系的に身につけさせることを目的に、専門基礎科目を学びます。
  4. 科目ナンバリングによって体系的に編成された講義、演習等の専門科目を学修します。
  5. 大学教育に円滑に入れるよう、初年次導入教育を行います。
  6. 専門ゼミにおける能動的学修によって、高度な専門的学識を蓄積します。

E.学修成果の評価方法

学修成果の評価方法は、各科目のシラバスに具体的に示し、ルーブリック評価を取り入れることによって、成績評価を分かりやすく可視化し、厳正に評価します。

Ⅲ.アドミッション・ポリシー

入学の受け入れに関する方針

 日本国際学園大学では、高等学校の教育課程を幅広く修得し、基礎的な学力、基本的な知識・技能を身に付け、本学の教育方針・教育目標を理解し、本学のディプロマ・ポリシーに基づき、豊かな人間力と高いコンピテンシー(優れた成果を創出する個人の能力や行動特性)を獲得し、グローバルでかつローカルな視点を持つビジネスエリートとなることを志す意欲ある学生を幅広く受け入れます。
 具体的には、以下のような能力を身に付けようとする学生を求めます。

  1. 創造的に主体的に問題を解決する能力(解なき問題に主体的に取り組み、幅広い知識や技能を活用して問題を解決するとともに、新たにものやことなどを創り出す能力)
  2. 専門的な学識と技能(それぞれの分野に応じた学識を持ち、それを活かすための技能)
  3. 自分とは異なる他者とコミュニケーションできる能力(複雑な国際社会・地域社会に生きる市民として、多様な背景を持つ他者の考えや立場を理解し、場面に応じた適切な対話と読解を通して意思疎通と協働を可能にする能力)
オープンキャンパス2025 資料請求